韓国ドラマ　不滅の李舜臣　全巻セット　DVD　歴史時代劇慶長の役編

韓国ドラマ　不滅の李舜臣　全巻セット　DVD　歴史時代劇慶長の役編

不滅の李舜臣全巻セット
ドラマとはいえ、李舜臣将軍の居住まい佇まい、途中から正座して拝見しました。

キム・ミョンミンの堂々たる李舜臣将軍に圧倒されます。


青年編前後編　
祖父が政変に関わっていたことから不遇の青年時代を送ります。後の因縁の相手脇坂安治との出会いも描かれます。子供時代はユ・スンホが演じます。

武官編前後編
武官の試験に合格して北方の女真族との戦いが前編
全羅道の水軍司令官になって赴任してから水軍を鍛え上げていくのが後半
このあたりがとても興味深く面白いです。

文禄の役前後編
秀吉が侵攻を始め、玉浦海戦から鶴翼の海戦連戦連勝の場面。鶴翼の陣ですが、
先日の映画よりも、ドラマのほうがリアルな海戦で、人間味があって、一兵卒の描き方も、脇坂安治も、ウォンギュンも、それぞれに魅力あります。


李舜臣の人気に嫉妬を抑えられない国王を演じているのチチェロがとても上手いです。
長い飢餓飢饉疫病で部下を失う悲劇も描かれます。


慶長の役編
加藤清正の釜山上陸を抑えられなかった罪で李舜臣は投獄拷問され一兵卒に落とされます。その間に李舜臣が育てた水軍は壊滅。そこからの復活、映画「バトル・オーシャン 海上決戦」で描かれたのはこのあたりです。日本軍の撤退、明軍と
の確執、李舜臣の死までが描かれます。


権力争いや他との比較嫉妬に明け暮れる朝廷、駆け引きする明。そんな中で、李舜臣は常に他との比較競争ではなく、自分を見つめています。
いかに国を守るか、部下、民衆を守るか。


日本との戦いももちろん詳しく描かれていますが、水軍の指揮官になる前の、北方での女真族との戦いの場面もとても見応えあります。

小西行長加藤清正、来島通総、藤堂高虎、脇坂安治など登場します。朝鮮で戦った小西行長は関ヶ原で敗戦、宇喜多秀家は八丈島へなどその後の日本史を学ぶうえでも興味深いドラマです。
日本人を韓国の役者さんが演じていますが、そんなに違和感ありません。
悪者に描かれているというより、朝廷の腐敗混乱ぶり。明国の狡猾さ、秀吉の命に従うしかなかった大名たちの苦悩も描かれています。

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